2008年3月24日月曜日

メタボリックシンドロームとは

このごろよく耳にするメタボリックシンドロームという言葉は、具体的にどのようなことを意味するのでしょうか。まずそれに関連した言葉で生活習慣病がありますが、これには肥満症、高血圧、糖尿病、高脂血症などがあげられます。その原因と考えられているのが肥満で、特に内臓に脂肪がたまった肥満が問題なのです。その内臓に脂肪が蓄積されることで様々な病気が引き起こされるようになる状態を、メタボリックシンドロームというのです。体のどの部分に脂肪がつくかによって、肥満は2つのタイプに分かれます。下腹部、腰のまわり、太もも、おしりのまわりの皮下に脂肪がついているタイプが皮下脂肪型肥満と呼ばれています。そして内臓のまわりに脂肪が蓄積するタイプを内臓脂肪型肥満とよびます。また洋ナシ型肥満、リンゴ型肥満という風に、その体形による呼ばれ方もしています。一口にメタボリックシンドロームといっても、その症状はいろいろあります。自覚症状がないため、自分では少しも気づかないうちに病気が進んでしまっていることもあるのです。メタボリックシンドロームとは何かということをしっかりと理解し、自分の身体の状態をチェックしてみることが大事です。そうしてようやくメタボリックシンドローム対策を始めることができるでしょう。

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