2009年6月21日日曜日

パニック障害とは

パニック障害という病気を知っていますか?パニック障害とは強い不安感を主な症状とする精神疾患のひとつです。
パニックディスオーダーとも呼ばれます。
パニック障害というとパニック発作を考えがちですが、それがいつおきるかわからないという不安感で日常生活にまで支障をきたしてしまうような状態をパニック障害というのです。
どういった原因でパニック障害になるのかは、すべて解明されてはいないようです。
心理的なものとしては強いストレスが誘引となります。また、ひどい疲れが続いたり、煙草の吸いすぎなどの物質的な誘引もあるといわれています。
パニック障害になりやすい人が気が弱いのかというと、それはありません。
その症状の主なものはまず、パニック発作です。広場や電車の中などで突然めまいや動悸、呼吸困難が襲ってその場から動けなくなってしまいます。
その後起こるのが予期不安と呼ばれるもので、いつ起きるかわからないパニック発作に不安感を持つようになります。
そしてそれが慢性化すると、発作から回避できない場所を避けるようになります。これが広場恐怖です。
パニック発作を繰り返し、予期不安が1ヶ月も続いているならそれはパニック障害の疑いが強く、治療が必要です。
治療法としてまず考えられるのは薬によるものですが、パニック障害に有効な薬を病院で処方してもらうことになります。
もう一つ方法として精神療法がありますが、有効性があるとされる治療法が認知行動療法です。

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2009年6月8日月曜日

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸と言う言葉はご存知だと思います。いろんな化粧品などに入っていますね。ではどんなものか具体的にご存知ですか?
科学的な厳密な言い方ですと、ヒアルロン酸は人類を含めたわれわれ脊椎動物の結合組織中に普遍的に存在する「生体高分子(複合糖質)」の一種です。
すみません、簡単に言い直しますと、ヒアルロン酸は身体のあちこちで大事な仕事をしている糖質の一種と言うことです。あちこちといっても多い少ないは部位で決まります。
では、人間の身体でどんな部位にヒアルロン酸がたくさん含まれているかというと、加齢でしわのできる場所である皮膚、関節液、眼球内、赤ちゃんのへその緒です。鶏のとさかにもたくさん含まれています。なんかイメージ湧いてきましたか?
ヒアルロン酸は1934年に米国コロンビア大学教授のMeyerらによって牛の目の硝子体と言う部分から初めて分離されました。
牛の目のHyaloid(硝子体)からとった多糖体ということで、多糖体の構造単位であるUronic acid(ウロン酸)をつけてこの名前になりました。
どういう機能かは知らなくても、ほんとにアンチエイジング化粧品のほとんどにヒアルロン酸と言う成分は表示されていますよね。ヒアルロン酸入りの健康食品や美容食品、医薬部外品の添加物も通販などでよく見かけます。
ヒアルロン酸でアンチエイジングという発想は、赤ちゃんの皮膚に多く含まれ、加齢とともに皮膚から減っていく成分の代表格がヒアルロン酸だから、それを補ってやれば、というわけです。
赤ちゃんの皮膚のようになれるならなんぼでも買います!(爆)というわけで、アンチエイジングに最適の成分としてヒアルロン酸は人気なのです。
アンチエイジングばかりが目立つヒアルロン酸ですが、実はそれ以外の医療応用で大変役に立っているのです。
関節機能改善剤、眼科手術補助剤など、もともとその成分を多く含む器官の機能補充や手術補助として使われますし、保水性、生体高分子である特徴などから癒着防止剤としても使われています。
さて、大活躍のヒアルロン酸の医療応用で最も人気が高い分野は、実は美容整形です。やはりアンチエイジングのヒアルロン酸皮下注入ですね。塗るより注入した方が早い。ごもっともです。【PR】ヒアルロン酸でしわ対策